先日、第7世代と呼ばれるニューマドンが発表されました。エアロ+快適性を備えた究極のレースバイクです。今回のブログでは、そんなマドンの歴史を紹介します。
第一世代
2004Mとして登場した初代マドン。エアロダイナミクスという概念を導入したエアロトップチューブ/ダウンチューブが特徴です。
第二世代
2008Mで、シートマスト構造、プレスフィットBB(BB90)を導入。アルベルト・コンタドール選手が、2007年のツールドフランス、2008年のジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝し、グランツール完全制覇を達成したときのマドンです。
第三世代
シマノDi2に完全対応した2010Mは、従来のマドンより、フレームの部品点数を減らしたり、嵌合具合を変えることで、快適性アップを図っていました。
第四世代
本格的にエアロバイクへとモデルチェンジした意欲作。KVF (カムテール バーチャル フォイル)チューブ形状を採用、リアブレーキはチェーンステー下に設置。
第五世代
よりエアロに特化。専用ハンドルバーとブレーキを搭載。このモデルより、振動吸収技術IsoSpeedを搭載しました。ヘッドチューブに設けられたベクターウイングも印象的な一台です。
第六世代
全モデルのイメージを踏襲しながらも、実際はフルモデルチェンジでした。調整式IsoSpeedをトップチューブに搭載。マドン初のディスクブレーキ仕様。後期モデルは、フレーム素材をOCLV800に、T47規格のBBを搭載するなどのアップデートが施されました。
2022年7月に発表されたばかりのニューマドンSLR(2023M) 振動吸収機構 IsoSpeed が IsoFlow へ進化したことで、フレーム全体の印象が大きく変わりました。モデルチェンジごとに大きな進化を遂げていったマドン。どのモデルも、当時の最先端を走っていただけあって、色褪せない魅力がありますね。
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