マウンテンバイクの選び方

太いタイヤ・サスペンションが特徴的なのがマウンテンバイクです。路面状況を選ばない性能を持っています。ここ数年でタイヤサイズが大型化しディスクブレーキが標準化するなど専門性の高いジャンルです。

マウンテンバイクにはJIS規格の中で2種類あります。まずマウンテンバイク、そしてマウンテンバイクのような形状をした自転車(ルック車)この2種類です。マウンテンバイクルック車は生活用の一般自転車の強度で設計された、街中移動手段専用の自転車です。オフロード走行を禁止するステッカーが車体のどこかに(ハンドル回りなど)貼られています。オフロード走行を考えてある方はもちろん、趣味としての自転車をお考えの方であれば、本物のマウンテンバイクをお求めになることを強くおすすめします。

本格的なマウンテンバイクの一例

本物のマウンテンバイクは、一般自転車の強度をはるかに超える強度を有しています。ここ10年ほどで、車輪のサイズが大型化しているのも特徴で、以前の26インチから27.5インチや29インチが主流になり、より走破性が向上しています。またブレーキもディスクブレーキが当たり前の装備になりました。

マウンテンバイクは、目的に合わせて車体が大きく異なることも特徴と言えます。オリンピック競技にもなっている「クロスカントリー」は、登り下りを繰り返しながら、1〜2時間ほどを走る続ける競技です。比較的シンプルな車体が使われ、競技においては軽さも重要な要素です。

クロスカントリー競技に使われるマウンテンバイクの一例

荒れた下り坂を走り抜ける「ダウンヒル」に使われるマウンテンバイクは、軽さよりもまず、丈夫さが求められます。前後に本格的なサスペンションを装備しており、タイヤもフレームも見るからに頑丈そうな作りをしています。競技は主に夏場のスキー場などで行われています。

ダウンヒルに使われるマウンテンバイクの一例

当店のお客様で多いのは、近くの山道(トレイル)をツーリングしたり、仲間と数名で数時間の耐久レースに参加される方が多いように思います。その場合のマウンテンバイクは、クロスカントリーに使われるようなシンプルな車体や、ダウンヒルに使われるもの程ではありませんが、サスペンションを装備したものを使われる方もいらっしゃいます。

トレイルライドや耐久レースに最適なマウンテンバイクの一例

また、マウンテンバイクの乗りやすさ安定感は、比較的近距離での通勤(通学)用や気軽な移動手段としての自転車として選ばれることも多いようです。その場合、移動距離の長さによってはクロスバイクも検討されても良いかもしれません。

自転車通勤などに最適なマウンテンバイクの一例

マウンテンバイク選びのポイントは、価格やパーツのグレード以前に、目的に合わせた車体を選ぶことから始まります。専門性が強いために、マウンテンバイク経験が豊富な専門店でしっかり話し合った上で購入するのが良いでしょう。

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